治療や薬に副作用あって当然?
残念ながらほとんどの薬に副作用があります。気付かないものから重症なものまで、自分の症状に最適した改善方法を探しましょう。
現代社会では西洋医薬を主流としている国が数多くあります。しかし、実験や科学の進化により人類が創り出した「薬」の使用で報告される副作用の件数は年々増加しているのも事実です。なぜ副作用が起きるのでしょうか?原因として、病状を抑える為に開発された化学物質が病状以外の部位にも影響したり、長期に渡り薬物を摂取する場合は、毒素や薬物の濾過をしてくれる肝臓や腎臓に疲れが溜まり、体に不要物が蓄積し問題が起こりやすくなります。
西洋医薬と比較されるのが、歴史は長いが科学研究が少ない漢方薬。ここ数年アジア地域に限らず、副作用が比較的に少ない東洋医学(漢方薬、漢方療法)が再度注目され始めました。特に海外では「ハーブサプリメント」の流行りをきっかけに、体に優しいとされる漢方薬を試す人も増えてきています。しかし、慣れない味や臭い、そして専門知識のある専門家も少ないため、試したものの求めやすい西洋薬に戻るケースも多い。
漢方薬の魅力は、その人専用の薬を作ってくれたり天然素材から作られている為、体に優しいイメージがありますが、体質に合わなければ当然副作用も出ます。しかし、漢方薬の作用を副作用と誤解する人もいます。例えば発汗させる事で毒素を出す働きを、「運動していないのに汗が出る」といった副作用と勘違いし誤解するケースもあります。
西洋薬や漢方薬に関係なく、現代人は些細な事でも「とりあえず薬を飲む」傾向があります。もちろん、ウイルスや厳重な病気などは早く治療するのが必要ですが、何事にも「とりあえずの薬、念のための薬」で安心を買っているでしょう。
40代越えの皆さん、糖尿病やコレステロールなどの生活習慣病はほとんど自身の努力で改善しましょう。ほとんどの生活習慣病は生活態度に問題があるからこそ起こる病気なのですから。薬の飲めば正常値=安心、だから生活習慣をそのままでも大丈夫だと勘違いしている人も多いはずです。
病院に行けば必ず「薬」は出されます。専門者の意見を聞くのは大切ですが、実行するかどうかをもっと慎重に考えましょう。薬物にたよるよりも、人間本来もっている回復能力を利用して病状を回復させる事も一つの方法です。
これからは1錠の薬でも慎重に考える事が必要です。
- ※本資料及び研究で証明された内容は、全ての方の効果を保証するものではありません。